常陸国一之宮【鹿島神宮】

ウェディングフォト, 2021/05/19

鹿島神宮

平安時代、神宮(格式が一番高い称号)とされていたのはたったの三つ。
三重県の「伊勢神宮」、千葉県の「香取神宮」そして茨城県の「鹿島神宮」でした。
今回は鹿島神宮について色々お話を進めていきたいと思います。

創建は神武天皇元年(天皇が始めて即位した年)、およそ紀元前660年。
御祭神は「武甕槌大神」たけみかづちのおおかみ。
茨城県鹿嶋市、利根川や霞ケ浦の近くに鎮座。
奈良の大和朝廷から恐れられていた東北の豪族ににらみを利かすため、造られたとか…
造られなかった…とか。

たけみかづちの大神

国産み、神産みでおなじみの「イザナギ」と「イザナミ」。
お二人から生まれた神の一人が、タケミカヅチ。
この生まれ方がスゴイ。カグツチ(火の神様?)を産んだイザナミは大やけどを負って、
もがき苦しみ死んでしまいます。それに怒り狂ったイザナギがカグツチの首を刎ねて殺します。
その際剣の根元についた血が岩に飛び散って産まれてきたのがタケミカヅチ。
という事です。(ぎょえ~~~です)

タケミカヅチは剣の神であり、雷の神そして地震を治める神様だそうです。
また武力に頼らず強さ(力)で制圧する神様でもあるので、相撲の元祖とも呼ばれています。
國譲りの際こんなエピソードがありました。
出雲の地に下ろされたオオクニヌシは人が住める国、田畑や河川の整備などして、
国を造ります。とても良い国が出来ました。
国が出来上がったのだから譲りなさいとアマテラスが使者を使わせます。
使者①オオクニヌシに丸め込まれます。使者②オオクニヌシに丸め込まれます。
それに腹を立てたアマテラス、精鋭部隊使者③を使わせます。
それがタケミカヅチ。
今までの使者①②とはあきらかに違う、とてつもない圧にこれは「マズイ」と思ったオオクニヌシ。
「私では判断できないので~息子に聞いてみてください」と
香取神宮の神様も助っ人で行っていたので、長男を探して連れてきます。
(とっても遠いところに釣りに行っていたそうです)
長男もその圧にビビり、「え~~っと、、、うん、譲りま~す」と言って
その場を逃げます。
オオクニヌシ「こりゃマズイ、これでは国を譲るはめになる…」「もう一人息子がおりますんで、
この息子にも聞いてみてくださいな」と
ここで次男登場。
「いきなり来て国譲れってどういうことっすか?なんなら、
力で勝負しましょうよ」
けた外れに強いタケミカヅチ。
力自慢だった次男、腕をつぶされ諏訪湖(長野県)に逃走!。
タケミカヅチ追いかける!
怖すぎるタケミカヅチに「国は譲ります~」とついには命乞い。
「出雲には戻らねっす!ここから絶対出ませんから~どうか!どうか命だけは~」
で、諏訪大社の御祭神となったのがこの次男なんですって!
(ちなみに出られなくなった諏訪大社の神様は神無月でもその地にいるので、
諏訪地方では10月神在月と呼ぶそうですよ。)

出雲に戻ったタケミカヅチ。
「次男も国は譲るそうだ」(圧(;^_^A)
そっか~譲らないとダメか~~う~~む。
ならば、「タケミカヅチさん譲る代わりにお願いがあります。
天まで届くようなおっきな社を建てちゃあくれませんかね」
で、出来上がったのが出雲大社なんですって~。

春日大社

奈良県にある春日大社の御祭神も【たけみかづちの大神】です。
称徳天皇のとき(767年)、平城京鎮護のため、鹿島神宮のたけみかづちを春日大社にお呼びします。
この時、白鹿に乗って三笠山に来られたことで、鹿を神の使いと敬愛します。
ちなみに奈良って行ったことありますか?
とてつもなく鹿が多いのです。
奈良の鹿は鹿島からやってきた。ってことになりますね。

コロナ禍でも安心のロケフォト、フォトウェディング



コアコンセプトではウィズコロナでも安心のロケーションフォトを

お薦めしております。
屋外での撮影ですので、密閉回避・密接回避・密集回避ができとにかく安心です。

コアコンセプトにはプロカメラマン(フォトグラファー)が多数在籍。
結婚式や披露宴撮影は勿論、前撮り、フォトウェディング、
広告用モデル撮影、広告用撮影など幅広く、
そんな経験値があるからこそ生まれるお二人への素敵写真。

そしてその写真撮影を形づくりサポートできるプロヘアメイクも多数
在籍しているのがコアコンセプト
コアコンセプトは想いと形を素敵におしゃれにお二人にお届けし続けています。

こんな時代だからこそ出来る楽しみ。
誓いを残せる想い出写真。
コアコンセプトに共感してくださるお二人へ、
先ずはお気軽に下記お問合せフォームよりお問合せください。