コロナウィルスが原因で婚姻件数が減少しています。
2019年599,007組。
2020年525,490組。
2021年（1月～8月集計）341,111組。
コロナ禍で結婚式は出来ずとも入籍は出来る訳ですし、
在宅勤務が増えて一緒にいる時間が増えると摩擦が生じ離婚。
本当にしているのでしょうか。疑問について調べてみたいと思います。

婚姻件数が増えない理由（コロナ禍）

圧倒的な理由として、イベント中止やテレワークの普及に伴い出会いの機会が激減したこと。
だそうです。
確かに出会わなければ次に進めないですよね。
結婚に至るにはカップルになる必要がありますが、
飲食や旅行を制限され、マスク越しの会話で相手の顔が分からない。
男女が出会ってから結婚するまでの平均交際期間は、
4.34年（国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」）だそうですが、
経済活動を制限されていては、結婚に至るまでの平均年数を越えてしまいそうです。
この影響が出そうな2025年以降、婚姻件数は40万組を下回ってしまう
と言う見立てがありました。(@_@。

ちなみに結婚する理由として、
■相手と一緒に将来を生きたかったから
■相手と一緒に生活をしたかったから
という理由が過半数を超え、ダントツ。
その他、
■経済的に安定するから
■世間体が気になったから
などの理由を選んだ人は、ごく少数。

【女性が結婚を選んだ理由】
1位：誠実で一途に自分を愛してくれると人だと感じた。
2位：価値観が似ており、一緒にいて落ち着く人だった。
3位：安定して暮らせるお金を稼いでいたから。
4位：高身長で顔がタイプだった。
5位：30歳手前で結婚すると決めていた。
6位：自分の両親とも良好な関係を築いていたから。

【男性が結婚を選んだ理由】
1位：価値観が合い、一緒にいて落ち着く。
2位：正直顔がタイプだった。
3位：料理が好きな味だった。
4位：自分の両親とも仲良く接してくれた。
5位：お金の管理なども含めて、信頼できると感じた。
6位：自分の仕事に対して理解してくれた。

一方離婚する理由

2002年の289,836組をピークに減少傾向が続いています。
2019年は前年より離婚率も増えましたが、2020年は再び減少に転じています。
2021年も前年より減少。
コロナ禍の在宅勤務により、夫婦が自宅で顔を合わせる時間が長くなり、
飲み会やカラオケなどのストレス発散が出来ないため、
以前から不満やトラブルがあった夫婦が離婚する【コロナ離婚】が急増などと、
報道されてはいましたが、
実際にはコロナ禍で、夫婦が「円満になった」「仲よくなった」というアンケート調査を紹介
していたネットニュースにもあった様に、減少傾向です。

【妻からの離婚理由】
1位：性格が合わない。
2位：生活費を渡さない。
3位：精神的に虐待する。
4位：暴力を振るう。
5位：異性関係。
6位：浪費する。

【夫からの離婚理由】
1位：性格が合わない。
2位：精神的に虐待する。
3位：異性関係。
4位：家族親族と折り合いが悪い。
5位：浪費する。
6位：性的不調和。

付き合っていたころには分からなかった一面が出てきてしまうのでしょうね。
性格の不一致が男女ともに1位で合致。

【離婚の多い都道府県】
1位：沖縄県
2位：福岡県
3位：宮崎県
4位：北海道
5位：大阪府
6位：鹿児島県
暖かいところが目立ちます。大らか・温和・素朴・お人よしの
イメージがある沖縄・九州。
離婚に対してナーバスにはならないってことでしょうか。

【世界の離婚率】
1位：モルドバ
2位：ベラルーシ
3位：カザフスタン
4位：ラトビア
5位：リトアニア
6位：ウクライナ
最近よく耳にする国が目立ちますね。
ちなみにアメリカ11位、韓国17位、日本38位でした。

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