クリスチャン・ルブタン

マドンナ、レディーガガ、サラジェシカパーカー（Sex and the City)、ブリトニースピアーズ、
ニコールキッドマン、アンジェリーナジョリーなど世界中のセレブ達に愛され続けている、
シューズブランド【クリスチャン・ルブタン】

クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)は、1964年1月7日、家具職人の父親と
専業主婦の母親のもとフランスのパリに生まれました。
子どもの頃からファッションに興味を持っていたルブタンは、15才の時パリの街角で見かけた注意看板
【木製の床を傷つけないで！】をヒントにバックルで締め付け底がついた靴をデザインし始めます。
このラインの靴が後日デザイナーとしてのセールスポイントとなります。

やがてパリのダンスホールやパーティーに顔を出し始めたルブタン。
そこで出会った女性たちに自身が制作した靴を「試してみてくれないか？」と申し出てはみたものの、
お金がないことを理由に大部分の女性から断られてしまいました。
サンプルとして無償提供しなかったルブタンには、自信があったのでしょう。
これは見習うべきマインドだと思います。

最初に就いた職業がパリのナイトシーンとして有名なフォリー・ベルジェール。
（音楽提供する娯楽施設）
そこで色々な方と出会ったのでしょう、
18歳、クリスチャン・ディオールの靴を制作していたシャルル・ジョルダンのもとで、
【シャネル】【イブ・サンローラン】などのハイブランドインターンシップを経験。
そして10年後の28歳、ルーブル美術館近くのアーケード街にブティックを開業します。
これがブランドの幕開けとなりました。

モードへの挑戦とも取れる、スタッズ（飾り鋲）使いが特徴のハイヒールは、
またたく間にセレブやファッション関係者の間で評判となり、
世界各地に90以上の直営店を持つまでに成長しました。

クリスチャン・ルブタンの魅力

9ｃｍを超える高いヒールと美しいフォルム、飾り鋲、そして赤いソール。
こんなにも高いヒールで長時間歩き続けるには、いくらクッション性の高い
履き心地とは言え、足に相当の負担がかかります。
足を細く長く見せたいから、自身を長身にバランスよく見せたいから、
その為の9cmヒール。
痛さを乗り越えた先にはどんな世界が見えるのでしょうか。

ちなみに私はヒールタコを頂戴しました（笑）
※もちろんうまく歩ける様にはなりました。

赤いソールは米国で商標登録されており、2011年イブサンローランに模倣されますが、
2012年勝訴しています。
それだけレッドソールは魅力的（セクシー）の象徴と言えますね。

ちなみにこのレッドソールは、ルブタンが工場内で出来上がり直後の靴のソールに、
赤色のマニキュアを塗ってみたことから生まれた偶然の産物だそうですよ。
人生何が転機になるか分かりませんね。

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