ピーターリンドバーグと初冬の海
写真家ピーターリンドバーグ
1944年11月23日ー2019年9月3日ドイツの写真家。世界を代表するファッションカメラマンの一人。
本名 Peter Brodbeck
ドイツで生まれ、西ドイツで幼年期を過ごし、美術学校で絵画を学んだ後、27歳で写真を始めた。
写真家ハンス・リュクスの助手を2年間勤め、広告写真家として独立。
ファッション写真に専念するため1978年にパリへ移る。
撮影した有名人下記。
※Wikipedia参照
フォトグラファーと言うべきか、写真家と言うべきか。
前々回のブログでもピックアップした90年代のスーパーモデル達から作品性・芸術性・
内面美を映し出すことで絶大なる信頼を得て、数々の広告スチール、動画など
撮ってきたピーターリンドバーグ。
モノクロで織りなす彼の世界観は、美しいだけでなく、ナチュラルだけど強さ。そして
静止画なのになぜか動き出しそうな躍動感を感じ引き込まれました。
そのきかっかけになったのが【ケイトモス】写真集。※今でも大切に保管しています。
今みたいにデジタルカメラやスマホでのオートマティック露出やライティングなどでは
なく、アナログで作り出される光の美。
どちら側から光を強く、弱く、そして構図。
また今みたいにプリントアウトで出てくるような写真ではなく、暗室にこもり印画紙に
納得するまで何枚も現像する。
そこでピーターのモノクロ世界が出来上がる。
私にとって海辺の写真が印象的で、これを真似たくて何度もカメラマンさんに無茶ぶり
したことを覚えています。（ちなみにLINEプロフィールはその産物(;^_^A）
白シャツに素肌。何気ないのにエロさがなく、でもセクシー。これを醸し出すモデルの
ポテンシャルもあるでしょうが、引き出すピーターはやはりすごい！！の一言です。
初冬の海
冬の海を調べてみると、冬の荒れ果ててもの寂しい海とありましたが、
【初冬の海】は小春日和の穏やかな海が眼前に広がります。
日本語は美しい。それを使える人もまた美しい。
美しさとは感じ方で色々な感覚へと変化していきます。
写真も言葉も観方や感じ方で変わりますよね。心が乱れると感じる余裕がなくなる。
まあ、それも生きてる証拠でまた一興ですが。
初冬の海、穏やかに美しさを感じたいと思っています(^^)
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