神社婚と神様

 2020/10/05

神社婚とは

神社挙式は「神前式(しんぜんしき)」とも呼ばれ、神社に祀られている神様の前に
結婚を誓うという日本の伝統的な挙式スタイル。

式次第はというと
◆参進の儀(さんしんのぎ)
「雅楽(ががく)」の調べの中、斎主や巫女に先導され、本殿まで移動。

◆修祓の儀(しゅばつのぎ)
大幣(おおぬさ)を振り、お祓いをして身を清めます。

◆祝詞奏上の儀
両家の結婚を神様に報告し、加護をお祈りします。

◆三献の儀(さんこんのぎ)
新婦が大・中・小3つの盃で御神酒を三口で飲み、夫婦の契りを交わします。

誓詞奏上(せいしそうじょう)
新郎新婦が神前で夫婦になる誓いの言葉を奏上する儀式。

◆指輪交換の儀

◆玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神と人の心を繋ぐとされている「玉串」を神殿に捧げる儀式です。
神殿に供えた後は、「二拝二拍手一拝」、つまり2回深くおじぎをした後、
2回拍手をし、最後に1回浅くおじぎをします。

以上が式次第となり、約30分の儀式となります。

神様に両家の結婚を報告し、夫婦として認めていただくその【神様】とは?
いったいどんな存在なのか?調べてみました。

神産みと国産み

日本神話によると、世界はもともと混沌とした液体のような場所だった。
神々はイザナギとイザナミに混沌の中に大地を作る仕事を命じ、
土を司る天沼矛(あめぬのぼこ)という矛を与えた。
イザナギとイザナミは天浮橋(虹)の上に立ち、天沼矛で混沌を激しくかき混ぜた。
この時に矛から滴り落ちたものが積もってできた小さな島が、日本の始まりとされている。
その後、イザナギとイザナミは結婚してたくさんの子どもを産み、
その子どもたちは現在も日本に無数に存在する島々となっていったそうです。

なんとまあ。こうやって日本は出来上がったのですね。
ちなみに一番最初に産んだ島が【淡路島】なんですって。

天照大神



天照大御神(あまてらすおおみかみ)は太陽と神々の住む高天原を司る女神で、
神道における最も重要な神(総氏神)。
彼女は自分の兄弟であり、月を司る神である月夜見尊(つくよみ)が
食物を司る保食神(うけもちのかみ)を刺し殺したことに怒り、別れて住むこととした。
これが昼と夜の起源だとされている。


天照大御神についての最も重要な事柄は、日本の皇族と直属の親族関係にあるとされていること。
紀元前660年に日本の初代天皇に即位した神武天皇は、天照大御神のひ孫の息子であると
「古事記」が伝えている。

ということは天皇陛下は神様という事になりますよね?
ちなみに天照大神は下の家系図を見てみるとイザナミの連れ子!?。と見えるのは
私だけでしょうか・・・

ご興味のある方は【神様家系図】で検索してみてください。

神社・神宮・大社の違いと社格(神様ランク)

一言でいえば祀ってある神様の違いだそうです。
そして神様(神社)にランクはないとされていますが、実在していることも
わかりました。
昭和21年の廃止に至るまで、古くは平安時代から日本全国の神社には、
社格といって神社をランク分けする制度が何度も制定されてきたそうです。

神様をランク付けするのは気が引けますが、なんとな~くお伝えすると
◆神宮
伊勢神宮・明治神宮など
◆大神宮
東京大神宮など
◆宮
金毘羅宮・深川神明宮など
◆大社
出雲大社・伏見稲荷大社・諏訪大社など
◆神社
上賀茂神社・箱根神社など

ちなみに神様好きな私は毎日神棚にお茶をお供えし、ぶつぶつと報告やお願いや
無事を祈っております。
皆様にも素敵な一日でありますように。

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